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第19回立合評価法交流会が開催されました。

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10月13日(月・祝)、福岡県の門司体育館において「第19回立合評価法交流会」が開催されました。

少林寺拳法には、「基本」「法形」「乱捕り(運用法)」「演武」の4つの修練体系があります。インターハイや全国中学生大会では「演武」を競技として行いますが、本交流会では、防具を着用して自由な攻防を行います。

これまで自由攻防の修練は「乱捕り」や「運用法」と呼ばれてきましたが、現在は「立合評価法」へと移行が進んでいます。立合評価法では、攻防の技術だけでなく、礼儀やマナーも重要な採点項目とされています。

鹿児島県からは鹿児島大学少林寺拳法部が参加し、男子有段中量級に出場した拳士が見事に最優秀賞を受賞しました。今後のさらなる活躍が期待されます。

2025年10月13日

第3回 日本武道学会 少林寺拳法分科会

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8月31日(日)、法政大学多摩キャンパスにて 「第3回 日本武道学会 少林寺拳法分科会」 が開催されました。 今年のテーマは 「一人一人が主役の修練 ~少林寺拳法におけるインクルージョン~」 です。

話題提供は 桑島亜紀先生(長野県安曇養護学校 教頭)、 三浦勇先生(KHSC三田支部 支部長)、 新井庸弘先生(少林寺拳法連盟 元会長) の3名によって行われました。

講話を通じて、一人ひとりの特性に応じた配慮や環境整備の重要性、生涯を見据えた指導のあり方 が示されました。

そして、創始者・宗道臣先生が、片腕でありながら高段者となり錫杖伝の第一人者となられた 故・上田清先生 に対して行った指導のあり方から、70年前にすでにインクルージョンの考えに基づいた指導が実践されていたことに気付かされました。

鹿児島県少林寺拳法連盟からも参加者があり、たいへん有意義な学びの機会となりました。

2025年08月31日

第19回全国中学生少林寺拳法大会 祝賀会

大会初日の夜、宮崎県少林寺拳法連盟の皆さまのご厚意により、心温まる祝賀会が開催されました。

鏡割りで振る舞われた宮崎の美味しいお酒や焼酎、心に響く三味線の演奏が会場を大いに盛り上げました。

また、昨年度・今年度・来年度の全国級大会開催県の代表者によるご挨拶もあり、全国の仲間との交流を深める貴重な時間となりました。

さらに、お土産のご用意や、最後に花道をつくっての温かいお見送りなど、宮崎県連の皆さまによる心尽くしのおもてなしに、改めて感謝申し上げます。

宮崎県連の今後ますますのご発展をお祈りするとともに、少林寺拳法の各種大会が一層素晴らしいものとなっていくことを願っております。

2025年08月03日

2025年度 立合評価法 審判ライセンス公認講習会〈九州地区〉

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2025年7月13日(日)、福岡県の西南学院大学にて「立合評価法審判ライセンス公認講習会(九州地区)」が開催され、九州各地から指導者や大学生が参加しました。

講師は、石川県より新谷成智先生、福岡県より益永亮先生をお迎えしました。

現在、全国大会では「運用法」が実施されていますが、2026年大会からは「立合評価法」への移行が予定されており、審判ライセンス取得者の育成が急がれています。

指導者にとっては、安全に立合評価法を実施するための知識と技術を学ぶ貴重な機会となり、大学生にとっても技術向上と他大学との交流を深める良い機会となりました。

2025年07月13日

後藤 正人先生(鹿児島錦江道院 前道院長)の一周忌が行われました。

3月9日(日)、鹿児島県日置市吹上町の厳浄寺にて、後藤正人先生(鹿児島錦江道院 前道院長、鹿児島大学 前監督)の一周忌が執り行われました。

後藤先生は、1969年(昭和44年)に鹿児島錦江道院および同支部を設立し、鹿児島県内における少林寺拳法の振興・普及の礎を築かれました。その功績により、2023年秋の叙勲において旭日単光章を受章されています。

亡くなられる前日の夜まで熱心に指導を続けられ、最期の法話は子供たちに向けて、
「車にぶつかって、車が壊れたら困るから気をつけて帰れよ。」
と、後藤先生らしいユーモアの中にも温かみが感じられる言葉で締めくくりました。

後藤先生の生前の功績に深く感謝し、鹿児島県少林寺拳法連盟からもご遺族の皆様とともに一周忌に参列させていただきました。

先生の法灯を受け継ぎ、今後も鹿児島県内での少林寺拳法の普及に努めてまいりたいと思います。

2025年03月09日
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